海と陸の生態系が生む、野生動物との感動の出会い

ここ羅臼沖・根室海峡のネイチャーウォッチングの醍醐味は、
西に知床半島、東に国後島という壮大な景観、そして野生動物や流氷との出会いです。
冬にやってくる流氷がプランクトンを運び、プランクトンを求めて魚が集まり、
その魚を目当てにクジラやイルカがやってきます。
そのため、マッコウクジラ、ミンククジラ、ツチクジラなど多数のクジラのほか、
イシイルカやミズナギドリ、時にはシャチが現れることも。
さらに流氷の時期は、オオワシ、オジロワシの世界一の越冬地にもなります。
知床半島の西側は流氷で埋め尽くされて餌が取れないため、流氷密度の低い羅臼側へやって来るのです。
流氷が育む海の生態系と、原始から続く陸の生態系の相互関係が、知床の「いのち」です。
たくさんの野生動物との出会いから、本物の大自然の海を感じられます。
知床が世界自然遺産に登録された理由が、きっとわかると思います。

クジラとわたしたちのために、エバーグリーンは次の方針を守ります。お客様のご理解をお願いいたします。

海と私たちの安全のためにクジラたちに安心して過ごしてもらうために
  • 日本とロシアの中間線を越えての航海はいたしません。
    (ロシアの主張する領海に入りません)
  • ゴミは陸に持ち帰ります
  • およそ300mの距離から減速、ゆっくり接近します。
  • クジラの進行方向を妨げないよう心がけます。
  • クジラの自然な行動をじゃましないよう心掛けます。
  • クジラからおよそ50m以内には、こちらから接近しません